酒と筋トレと減量

みなさん、酒は好きですか?僕はかなり好きです。

飲む頻度と飲む量は結構控えていますが、できることなら毎日ゴクゴク飲みたいと思っています。

酒は好きだけど格好いい(セクシー)体を手に入れたいと思っている人に酒とボディメイクの関係性について話します。

 

結論から言うと、酒は筋トレと減量に対してデメリットしかありません。

一滴も飲まない方がいいです。

ただし、きちんと酒がボディメイクに及ぼす影響を知っていれば、デメリットを限りなく押さえ込むことができます。

 

まず筋トレと酒に関して言えば、飲み過ぎると筋肉の成長を遅らせることになります。

肝臓は摂取した炭水化物、タンパク質、脂質を蓄えたり、エネルギーとして利用する役割を持っています。酒を日常的に多量飲む人の肝臓はアルコールの解毒に追われて満足にエネルギーの吸収、利用ができなくなるので、当然頑張って筋トレしてタンパク質を摂取しても効果は酒量に比例して減っていきます。

それだけではなくテストステロンと呼ばれる男性ホルモンの一種が減少する原因にもなります。テストステロン値が減少すると、筋肉がつきにくくなり、脂肪がつきやすくなります。

 

現実は厳しいものですね。

テストステロンに関しては一日体重×1g以下なら低下しないので適量なら大丈夫です。

例えば体重60キロの人なら60gなので、大体3杯までなら問題ないということです。

肝臓の解毒は1杯につき大体3時間程度かかるので、3杯なら9時間ということで次の日の朝には終わっていますね。

なのでこのくらいの量なら毎日飲まなければ、筋トレにもテストステロンにもほぼ影響がないと言えます。

あとできるだけ筋トレをしない日に飲んでくださいね。

 

次は減量と酒についてです。

アルコールは1gあたり7キロカロリーあります。

上の例を参考にして3杯飲むと420キロカロリーの摂取になります。

かなりのカロリーですね!よく酒ってエンプティカロリーとか言いますよね。

実際その通りで、アルコールには栄養がないのでエネルギーとして利用できないんですよ。

ただし、カロリーはしっかりとあります。

つまり夕食時に酒を飲むとして、食事のカロリーが700キロカロリーだったらそこに3杯の酒を合わせると合計1120キロカロリーになります。

この時、酒を飲んでいなかったら真っ先に食事の700キロカロリーをエネルギーとして使い始めますが、酒を飲むとまず肝臓はアルコールの解毒を優先します。

なので420キロカロリーのアルコールを解毒して消費させてから700キロカロリーをエネルギーとして利用することになります。

結果、夕食にとったカロリーを十分に消費する前に寝ることになるので太るというわけですね。

 

でも安心してください!

酒を飲みながらの減量はポイントを抑えていれば簡単です。ただし体脂肪率一桁くらいまでの減量だと簡単とは言えませんが。

 

酒を飲む時に気をつけること

・食事はできるだけタンパク質のみ

・酒は蒸留酒(ウイスキー、ブランデー、焼酎、)のみ

・酒量を体重×1g以下にする

・飲み終わってから1時間は起きていること、そのあいだ水を目標として飲んだ酒と同量程度飲む

・飲む日より飲まない日を多くする

 

酒飲みにとってはかなり厳しい内容かもしれませんが、上のことをできる限り守って実践することで、十分減量できます。

 

最初にも言いましたが、筋トレや減量への影響は飲み方によってかなり変わります。

きちんとした知識をもっていれば、酒を楽しみながらボディメイクもできるので極端に禁酒!とかは考えなくていいです。

 

 

僕はパーソナルトレーナーをしています。

・筋トレはなにをすればいいかわからない

・しっかりと筋トレしているはずなのに体に変化がない

・食事制限しているのに痩せない

 などボディメイクにお悩みの方や興味のある方は下の記事をご覧ください。

 

perfectbody414.hatenablog.com